内容ですが、リード・シングルであるホイットニーの代名詞ともいえるベスト・ヒット「I Will Always Love You」に始まり、デビュー・シングルの「Saving All My Love For You」、「Greatest Love Of All」と、いきなり全米No.1ヒット・シングルが続きます。 他にも、マライア・キャリーとのデュエット曲「When You Believe」や「I Wanna Dance With Somebody」も要注目です。
70年代後半、プリズムとともに日本のフュージョン界の王者として君臨したスペース・サーカスの1stが再発された。当時ここまで見事な演奏技術を持っていた日本のバンドは稀で、あのマハビシュヌ・オーケストラや第二期RTFに匹敵する緊迫したバンド・アンサンブルを聴かせてくれる我が国が誇るバカテク集団だった。 このアルバムは岡野ハジメのチョッパー・ベースを柱に組立てた楽曲群と、kbdの山際築が作ったちょっとメロウな響きの楽曲群で構成されているが、岡野カラーの楽曲の方がインパクトが強く秀でている。山際作の楽曲はメロウではあるが旋律がクリアではなく、いまひとつスッキリしない印象が残る。 またギターの佐野行直は、プリズムの和田アキラほどのアクの強さはないものの技術的には互角の素晴しいギタリストである事をこの1stで充分すぎるほど証明している。 またこのCDにはトリオ編成時代のライブ音源がボーナス・トラックとして2曲収められている。さすがに音質は悪いものの、確かな演奏技術と熱気がビンビン伝わってくるレアな音源だ。フュージョン・バンドでkbdなしのトリオ編成とは珍しいが、音に隙間がなくかなりゴツゴツした音で、ここでの演奏はフュージョンというよりあのカナダのハード・プログレバンド「RUSH」のような怒涛と疾風感溢れる、まさに鬼神とも言うべき名演である。 今年3月25日、佐野行直氏は50代前半の若さで他界した。スペース・サーカスでの数々の名演、そしてクリエイション時代の名盤『Song For A Friend』でのシャープなギターと優しいヴォーカルは素晴しかった。ご冥福をお祈り致します。
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